百朝集 安岡正篤 五十八 六中観 

死中・活有。苦中・楽有。忙中・閑有・壺中・天有一。意中・人有二。腹中・書有三 安岡正篤

一 壺中有天 世俗世界にあってそれに限定されず,独自の世界,別天地をいう『漢書』方術伝・費長 房の故事に出ず。

二 意中有人 常に心の中に人物を持つ意。師叔する偉人,共感できる伴侶,また要路に推薦しうる人材

三 目に止めたとか,頭のかすのような知識ではなく,腹の中に納まっている哲学のこと

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