こんにちは,今回は,ドラッガーの名著「イノベーションと企業家精神」をご紹介します。
よく言われる,商人,企業家精神とは何でしょうか?
疑問に思う事がありました。ドラッガの著書の中にその疑問を解決する興味深い本がありましたのでご紹介します。
以下本書より
経済学者であり経営学者でもあるピーター・ドラッカーは、この二つの概念を体系化し、現代経営学の基礎を築きました。彼の著書『イノベーションと企業家精神』は、1985年に出版されたもので、今なお多くの人に読まれています。 ドラッカーによると、イノベーションとは、既存の資源から取得できる富の創出能力を増加させる行為です。イノベーションは、新たな価値を社会に提供することで、経済や社会に変化をもたらします。イノベーションは必ずしも最先端の技術やテクノロジーに基づくものではありません。保険や病院、教科書やスマートフォンなど、日常的なものでもイノベーションの対象となり得ます。重要なのは、新たなシステムや仕組み、構造などを用いて、新たな価値を世界に創造することです。 一方、企業家精神とは、イノベーションを実現するためのマインドセットや行動です。ドラッカーは、企業家精神を持った人物のことを企業家と呼びます。企業家とは、経済的な資源を生産性が低いところから高いところへ、収益が小さいところから大きなところへと移動させる人です。企業家は、既存の枠組みに囚われず、未知の領域に挑戦し、合理的な思考で新たな価値を創造する人です。企業家精神は気質ではなく、行動であり、原理や方法に基づくものです。したがって、誰でも学び実践することができます。
ドラッガの著書を読みましたが,入り口として入りやすいのではないかと思います。
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