百朝集 安岡正篤 三 世 間

・村漢有銭 田舎っぺが銭をもっていること。・無才織者作好官 才能も見識もないつまらなぬ人間が好い役に納まりこんでおること。・善人被小人凌辱 好い人間がくだらぬ人間に見下され,はずかしめれていること。 ・見切学人及第 まだ勉強し始めのホヤホヤが運良く難しい試験に及第して得々としていること。 ・俗夫有好妻 つまらぬ男が好い女房をもっておること。

蘇 東坡

哲人に銭があったり,賢士に美人の女房が連れ添っていては,あんまり結構すぎて,天道様贔屓がすぎましょうというものではないか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました